今月3日、ペルー中部フニン県の県都ワンカヨ近郊で地元サッカーリーグの試合中に落雷があり、39歳の選手が雷の直撃を受けて死亡、4人が重傷または軽傷を負う事故が発生した。当時の動画とともに米ニュースメディア『CBS News』などが報じた。
3日、ワンカヨに近いチルカの「コトコト競技場(Coto Coto stadium)」で落雷があり、ディフェンダーのホセ・ウーゴ・デ・ラ・クルス・メサさん(Jose Hugo de la Cruz Meza、39)が死亡した。
試合は当時、天候悪化のため開始22分で中断され、選手らがピッチを去ろうとしていた時に落雷が発生した。
当時の様子はライブ配信され、SNSで拡散した動画には、雷が落ちた瞬間「バーン」という音とともにホセさんだけがオレンジ色の閃光に包まれる様子が映っていた。ホセさんはその後、直立した状態から前方に倒れ込み、顔を下にしたままで動きがなかった。
一方、すぐ右隣を歩いていたホセさんの従弟でゴールキーパーのフアン・チョッカ・ラクタさん(Juan Chocca Llacta)は、その場に倒れ込み苦しんでいる様子だった。近くにいた他の選手たちも地面に倒れ、