イギリスのある家庭で飼われているスパニエルの“ボニー(Bonnie、5)”とボーダーコリーの“シンバ(Simba、3)”が、ギネスブックの最新版『Guinness World Records 2025』に掲載された。2匹の犬は多才なスキルとチームワークで、4つのギネス世界記録に認定され、天才犬コンビと評されている。社会貢献活動にも積極的に取り組んでおり、公園でゴミ拾いを行うことで周囲の人たちにも影響を与えている。また、楽器演奏や絵を描く様子も注目されていることを『Guinness World Records』が伝えた。
才能豊かな犬のコンビであるボニーとシンバは、英レディング在住で犬の調教を行うハンドラーであるオルガ・ジョーンズさん(Olga Jones)と一緒に暮らしている。
ボニーとシンバは多才なスキルと完璧なチームワークで、以下のギネス世界記録に認定されている。
・2匹の犬が横向きにジャンプし、互いの背中を飛び越える(side leapfrog jump)のを交互に10回行う最速記録(16.78秒)
・1分間で犬がリサイクル箱にボトルを入れた最多数(16本)
・1分間で犬がボトルに硬貨を入れた最多数(13枚)
・1分間で犬が洗濯物を干した最多数(17枚)
オルガさんは「これらの記録は前例のない挑戦でしたが、私たちはその過程を楽しみました。最も難しかったのは靴下を干すことでしたが、一番楽しかったですね」と振り返る。彼女はまた、「シンバに干す方法を教えることで、子供たちにも同じことを期待していたのですが、犬の方が子供よりも訓練しやすいことが分かりました」とユーモラスなコメントを残した。
ボニーとシンバは、オルガさんとともに地域社会への貢献や環境保護に積極的に取り組んでいる。オルガさんは「公園でボニーやシンバがペットボトルを拾ってゴミ箱に入れる姿を見た人々は、公園をきれいにしようとする気持ちになります。このことによりイギリス国内外でさらに環境意識を高め、地域社会に貢献したいと考えています」と述べた。
2匹はきょうだいのように仲が良く、訓練中はお互いに競い合いながらも楽しく過ごしているそうで、