海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】学校の送迎車に3時間半も閉じ込められた5歳女児、窓を割り自力で脱出(米)

「娘は亡くなっていたかもしれないんですよ」と怒りを露わにした。

米ニュースメディア『PIX11』の取材に応じたファルークさんは、「女の子は寝ていたから、車内にいたことに気付きませんでした」と話した。「なぜ、後部座席を確認しなかったのか?」と尋ねられると、「ミスだったんです。時々忘れることだってあります。分かるでしょう?」と答えており、事態の深刻さを理解していないようだった。

自宅から学校へ向かう送迎車に、取り残されてしまった女児。当時の外気温は約28度であり、車内の気温は次第に上昇した(『Metro.co.uk 「Five-year-old girl smashes her way out of school van after being left inside」(Pictures: PIX11)』より)

学校は今回の件について、「今回の不幸な出来事には、深い悲しみを覚えています。運転手は停職処分になりました。我々は女児のご両親と面会し、今後も支援を続けていきます」とコメントした。

マフタブルさんは緊急事態に備え、毎週娘と一緒に電話番号を覚える練習をしていたと話しており、「バンに3時間以上も閉じ込められたのに、娘は意識を失いませんでした。娘の勇敢さを心から誇りに思います。どうやってこの状況に対処したのか、想像もできません」と娘の無事を喜んだ。

しかし、女児はこの経験でトラウマを抱え、通学を拒否している。マフタブルさんは「娘は疲れ切っていて、睡眠や食事もできていません」とその様子を明かした。

このニュースが各メディアに報じられると、「賢い女の子だ。直感が素晴らしい」「水筒があってよかった」など女児の無事を喜ぶ声のほか、「学校や運転手を起訴して逮捕すべき」「亡くなってもおかしくなかったのに、運転手は停職処分だけなの?」「私だったら確実に学校を訴えているよ」など、学校や運転手への非難の声が多数寄せられた。

なお2022年11月には、不審者に後をつけられた下校途中の小学生男児が、とっさに入った店で「ママのふりをして」と店員にSOSを求め、難を逃れた

画像は『Metro.co.uk 「Five-year-old girl smashes her way out of school van after being left inside」(Pictures: PIX11)』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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