製造工場の従業員は全て高齢の女性ばかりで、唯一現場の上司である男性は「精管結紮術(男性向け避妊手術)」を受けていると、プライバシーに関わる情報まで明かして母親を説得した。
しかし母親は、娘が妊娠した原因は購入したショーツ以外に考えられないとして、聞く耳を持たなかった。そこで同社は、この母親が今回の件をSNSで公にするのではないかと懸念し、先手を打って母親とのやり取りをSNSに公開し、あまりに理不尽なクレームを世間に知ってもらうことにした。
するとネット上では、「この下着は特許申請して不妊ビジネスを始めるべきだ」「男性も妊娠できるかな」といったジョークが飛び交った。また、多くの人はショーツが原因ではなく、娘が誰かと関係を持った結果として妊娠したと考えていた。
カスタマーサービスから報告を受けた責任者は当初、スタッフが冗談を言っているのかと思ったそうだ。しかし、この苦情が実際にあったことを知り、責任者は母親に何度か電話をかけ、ようやく連絡が取れた時に状況を確認した。そして、母親の口から非常に腹立たしい事実が語られた。この母親はインフルエンサーで、娘のいる母親を演じていた。今回のいたずらで注目を集め、インフルエンサーとしての収益を狙っていたのだ。
今回の件について、同社の責任者はSNSを通じて「私はこういう人たちが本当に嫌いです」と苦言を呈した。さらに、この苦情が原因で工場が数か月閉鎖されることになれば、100人以上の従業員が収入源を失い、会社が壊滅的な打撃を受けると述べ、女性の行動を強く非難した。
画像は『Bendi新闻 「“内裤怀孕”事件升级!当事人身份曝光,全网怒骂:你不要脸的样子,真恶心……」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)