自閉症であろうとなかろうと、子供にとってペットの存在がどれほど有益であるかを伝えたかったそうだ。
そして視聴者はカイラの行動に胸を打たれたようで、このような声が寄せられた。
「カイラの行動はなんて素晴らしいんだろう。とても感動したよ。」
「本当に動物って素晴らしいわ。カイラは愛情を持って行動し、彼が落ち着くのをじっと待っていた。」
「なんて愛らしいんだ。ペットを虐待する人がまだいるけど、この子が犬と一緒にいて落ち着く姿はとても美しく見える。」
ちなみにブラジルの動物情報メディア『Amo meu pet』によると、ペットは自閉症の子供の社会性を促し、不安を軽減して幸福感を与えることができると研究で示されているという。またイギリスに拠点を置く、自閉症の子供のための介助犬のトレーニングを行う団体「Autism Dogs Charity」の公式ウェブサイトには、「自閉症介助犬は、自閉症の人々とその家族の生活を向上するのに役立つ高度なスキルを持っています」と書かれており、自閉症介助犬は以下のことについて役立っているそうだ。
・健康的な睡眠を促進する
・食生活や運動習慣を改善させる
・かんしゃくを起こす頻度とその度合いを軽減するのに役立つ
・言語の発達を促す
・運動能力とソーシャルスキルを向上させるのに役立つ
今回、注目を集めたカイラは自閉症介助犬とは紹介されていないが、それでもホアキン君にとってかけがえのない存在であることは間違いないようだ。
画像は『Pamela Boldrini – Maternidade & Gravida Instagram「Esse vídeo é sobre olhar a vida com os olhos dos nossos filhos…」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)