大人になって最初にやりたかったことが父の姓を取り省くことだったとみられる。
シャイロさんは自費で弁護士を依頼したそうで、ある関係者は米メディア『Entertainment Tonight』の取材に対し、「シャイロは自分で弁護士を雇い、その費用も支払いました。だからアンジェリーナは(詳細を)知らないし、代弁することもできないのです」と語っていた。
シャイロさんは昨年、ハイスクールで学ぶかたわら、ダンスや家庭教師などのアルバイトにより、かなりの収入を得ていると報じられていた。
アンジェリーナとブラッドは2014年に結婚し、養子の長男マドックスさん(22)、次男パックスさん(20)、長女ザハラさん(19)、実子の次女シャイロさん、双子の三女ヴィヴィアンさんと三男ノックスくん(15)という6人の子ども達に恵まれた。しかし、2016年にアンジェリーナが離婚申請し、その後の裁判が泥沼化した。
6人の子ども達の親権問題は、2020年12月から2021年5月に行われた非公開の公聴会により決定された。当時のアンジェリーナは子ども達が証言できるよう申し立てたが、その申請は却下されていた。
米メディア『US Weekly』が6月に報じたところによると、シャイロさんはこの親権裁判をきっかけに姓を変更する決意をしたという。
ある情報筋によれば、当時14歳だったシャイロさんは裁判で両親の親権の取り決めについて証言することを望んでいたが、裁判所が子ども達の証言を許可しなかったため、父ブラッドのDV疑惑を証言できなかった。そのため、シャイロさんは「被害者としての権利を侵害された」と考えていたそうだ。
また、父の姓を名乗るのを望まないのはシャイロさんだけではないようで、これまでにマドックスさん、ザハラさん、ヴィヴィアンさんが“ピット”姓を使用していないと報じられた。
ブラッドはシャイロさんの決断に心を痛めているそうで、ある情報筋は米メディア『People.com』の取材に応じ、こう語っていた。
「彼はシャイロが自分の姓を捨てたことに気付いており、動揺しています。彼女が誕生した時には、これまでにないほど大喜びしていました。彼はずっと娘が欲しかったのです。」
「彼は子ども達を愛しているし、会いたいのです。とても悲しいことです。」
アンジェリーナとの泥沼離婚裁判が続く中、子ども達は父のブラッドと距離を置いて暮らしている。
『People.com』は今月9日、ブラッドは成人した子ども達との連絡を取っていないが、未成年の子ども達とは面会していると報じた。
ある情報筋によると、ブラッドは親権協定で未成年の子ども達との面会権が認められたという。
「(アンジェリーナが)主に子ども達と一緒に過ごしていますが、2人の合意により、彼は下の子ども達と面会することになっています。」
「彼は成人した子ども達とは、ほとんど接触がありません。撮影スケジュールのせいで、ここ数か月は年下の子ども達との関わりも限られています。」
ブラッドは現在、新作映画『F1』の撮影でヨーロッパに長期滞在しているため、米国に暮らす未成年の子ども達と会う機会がないようだ。
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)