このようなメッセージを添えた。
「私は、あらゆる年齢層の人々に自然とのつながりを取り戻し、自然界を守る方法についてより深く学んでもらえる特別な空間を作ろうという、博物館の取り組みを大いに支持しています。」
「私は、自然の力が私達の成長と健康をサポートしてくれることを知っています。私達に喜びをもたらし、肉体的、精神的、そしてスピリチュアルな健康を保つ手助けをしてくれるのです。」
そして、「これらの庭園が、訪れる何千もの人々にインスピレーションを与え、変化をもたらすことを願っています」と締めくくった。
キャサリン皇太子妃は3月にがんの治療中であることを公表し、回復するまで王室公務への参加は控えている。
6月14日には皇太子妃が最新ポートレートと声明を発表し、現在の健康状態について「化学療法を受けている人なら誰もが知っているように、良い日もあれば悪い日もありますが、経過は順調です」と伝えた。そして翌日に行われるチャールズ国王の公式誕生日祝賀祭「トゥルーピング・ザ・カラー」に出席すると発表し、「夏の間、いくつかの公務に参加したいと思っています」と付け加えていた。
翌15日の式典では、皇太子妃がジョージ王子(10)、シャーロット王女(9)、ルイ王子(6)と馬車に乗ってパレードに参加し、バッキンガム宮殿のバルコニーに登場して元気そうな姿を披露した。
今月14日に開催されたウィンブルドン選手権の最終日には、皇太子妃が娘シャーロット王女、妹ピッパ・ミドルトンさん(40)とともに男子シングルス決勝を観戦。試合後には、チャンピオンになったカルロス・アルカラス選手(21)に優勝トロフィーを授与した。
この日、皇太子妃はがん全般を示すシンボルカラーである、ラベンダー色のドレスを着て会場を訪れた。がん治療中の皇太子妃は、自身が回復中であることを示すと同時に、同じ病と闘う人々を思う気持ちを表現したとみられている。
画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「Exploring the @Natural_History_Museum’s Urban Nature Project」』『The Prince and Princess of Wales Instagram』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)