アメリカで「最も幽霊が出る」と言われるルイジアナ州のかつての大規模農園「マートルズ・プランテーション(Myrtles Plantation)」の邸宅では、ゴーストツアーが人気だという。その邸宅内で昨年に子供のような霊を、そして最近では長い髪の女性のような霊をカメラが捉え、Facebookでシェアされて人々の注目を集めている。英ニュースメディア『Express.co.uk』などが伝えた。
ルイジアナ州セント・フランシスビルにある「マートルズ・プランテーション(Myrtles Plantation)」の広大な敷地内には、1796年に建てられた邸宅がある。邸宅内では数多くの超常現象が起きることで知られ、ゴーストツアーが日中だけでなく夜間にも開催されている。
そんな邸宅内で撮影された不気味な写真が昨年2月、Facebook「The Myrtles」で公開されて話題となった。写真は鏡の前に立つツアー客の右横に、頭に何かを被り、古い時代の服を着たような女の子の姿が写し出されており、こんな言葉が添えられていた。
「最近のマートルズのツアーに、一緒について回りたい者がいるようだね…。これはウッドラフ家(The Woodruff)の子供たちの1人だろうか?」
このウッドラフ家とは、1817年に「マートルズ・プランテーション」の経営を引き継いだ夫クラーク・ウッドラフさん(Clarke Woodruff)と妻サラさん(Sara)のことで、サラさんは黄熱病で死亡した。また、夫妻の3人の子供のうち2人も黄熱病で次々と亡くなるという悲劇があったそうだ。
ゴーストツアーが人気なのは、マートルズ・プランテーションに数多くの霊が棲んでいるとされるためで、サラさんを含め、この不幸な2人の子供たちも幽霊として出没すると考えられている。
さらに邸宅内には、敷地内で絞首刑に処されたクロエ(Chloe)という元奴隷の霊が棲んでいると噂されており、