目の前でヘビに大切な卵を襲われるも、無力でどうすることもできなかったガチョウのつがいが先月、危機一髪のところで“ヒーロー”に救われた。当時の様子はカメラが捉え、動物専門サイト『The Dodo』が伝えて拡散している。
米サウスカロライナ州テイラーズの「ニューリン建設会社(Newlin Construction Company)」のスタッフが先月、広大な敷地に立つ顧客の家で作業中、窓の外の生垣のそばにガチョウのつがいを見つけてカメラを回した。
当時の動画では、ガチョウの前に卵が7個ほど無造作に置かれており、その真ん中に口を大きく開けたヘビがいるのが見て取れる。
ヘビの口からは卵が半分ほど飛び出しており、男性スタッフが「シューと音を立てるぞ」と言いながら威嚇している。しかしヘビはその後、飲み込んだ卵を体で巻き込むようにして動き出し、無力のつがいはただそれを見ていることしかできないのであった。
そんなガチョウとヘビの姿を見たスタッフたちは、「全くクレイジーだね」「前に一度だけ見たことがあるけど、ヘビが卵を飲み込む前に割れていたよ」などと会話を続けている。
するとその時、スタッフのマイカさん(Micaiah)が姿を現し、ヘビの頭を素手で掴んで持ち上げた。
マイカさんの登場に当初、部屋の中にいたスタッフは「ヘビの尻尾を掴め」などと冗談で話していたが、