トルコ、イスタンブールでツアーガイドとして活躍するベンギ・イシュルさん(Bengi Isil)が先月31日、同地で開催された音楽祭でちょっと変わった“ソリスト”と遭遇。Instagramに当時の動画を投稿したところ、10日間の再生回数が2730万回を超えるほど反響を呼んだ。動物専門サイト『The Dodo』などが伝えている。
イスタンブール・リュトフィ・クルダール国際会議・展示センターで先月31日、「第52回イスタンブール音楽祭」が開催され、ステージ上にどこからともなく現れた1匹の猫が観客の心を鷲掴みにした。
猫が登場したのは、ルツェルン音楽祭弦楽合奏団がベートーヴェンの交響曲6番『田園(Pastorale)』の演奏を開始して間もなくのことで、観客の一人だったベンギ・イシュルさんがInstagramに当時の動画を投稿。「リードソリストはイスタンブールの音楽愛好家らから満点の評価をもらった」と回顧したところ、瞬く間に拡散した。
動画では、ステージ上手に立つ猫が、ゆっくりと下手に向かって歩を進めていき、一度立ち止まってバイオリニストに目をやっているのが見て取れる。
猫はあくまでもマイペースで、再び歩き出すと途中で毛づくろいをする余裕をみせており、観客らを見渡すとゆっくりと下手へと去っていくのだった。
ベンギさんによると、この敷地内にはたくさんの猫が過ごしているそうで、