海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】引退の日を迎えた爆発物探知犬、盛大な見送りに大喜び(米)<動画あり>

アメリカの空港で、爆発物探知犬として長年活躍してきたラブラドール・レトリバーの“メッシ(Messi)”が、引退の日を迎えた。これまでの働きを称え、ハンドラーや同僚たちはメッシのために引退セレモニーを準備した。そのセレモニーを嬉しそうに楽しむメッシの様子を捉えた動画が公開されると、視聴者の胸を打ち、「涙が出た」といった声が寄せられた。米ニュースメディア『Fox News』などが伝えている。

ラブラドール・レトリバーの“メッシ(Messi)”は、米バージニア州アーリントンにあるロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港で、米国運輸保安局(TSA)の麻薬探知犬として働いてきた。

TSAは、テキサス州サン・アントニオにある米軍の「サン・アントニオ統合基地」の構成基地「ラックランド空軍基地(Joint Base San Antonio – Lackland)」内にある犬の訓練センターで、毎年300頭の爆発物探知犬のトレーニングを行う。16週間のトレーニングを終えた犬たちは、パートナーとなるハンドラーに出会い、更なる訓練を受けて空港での仕事に就く。

そんな訓練を受けたメッシは、旅行者たちの荷物を嗅ぎまわって爆発物のチェックを行い、忙しい一日のシフトを終えた後、大好きなテニスボールで遊ぶ毎日を過ごしていた。メッシは同空港のそばにある公園「グラブリー・ポイント(Gravelly Point)」で、飛行機を眺めたり遊んだりするのが大好きで、空港で働くにはピッタリの性格だった。

働き者で可愛らしいメッシの姿に、同僚たちは癒されていた。また人気者のメッシは、テニスボールをくわえた写真が昨年の「TSAで働く犬のカレンダー」で2月のページを飾った。しかしメッシは8歳になり、

1 2