アメリカの動物保護団体が、保護して間もない猫の写真をSNSに投稿して注目を集めている。猫は長い間、人の世話を受けていなかったようで、まるでもう1匹猫がいるように見えるほど絡まった毛の塊が背中にできていた。米ニュースメディア『Newsweek』が伝えた。
米ネバダ州ラスベガスを拠点とする動物保護団体「ラスベガス動物財団」が2月21日、保護猫の写真をInstagramに投稿したところ、多くの人を驚かせた。写真には猫のうなじの辺りから尾の付け根にかけて背中全体に絡まった毛の塊があり、まるでもう1匹の猫が覆い被さっているように見えた。
猫は2月13日に保護された後、同動物保護団体に連れて来られ、“トレジャー(Treasure)”と名付けられた。13歳ほどと見られるオスのトレジャーは、すぐに獣医のもとで毛の塊の除去とともに健康診断を受けることとなった。
多くの猫にとってグルーミングは不快に感じるため、麻酔が必要になることもあるそうだが、トレジャーはグルーミング・スタッフに対してとてもフレンドリーだったことから絡まった毛の除去は20分程度で終わったという。
Instagramに投稿されたトレジャーの写真には、毛の塊を背負った姿とグルーミング後のまるで別の猫のようにいきいきとした表情が写っている。そんなトレジャーの姿には、