医師は膝下の切断を迫られた。
一方のオオメジロザメはというと、一部のメディアは「ヒテーシュさんを救出する際に住民に叩き殺された」と伝えていたが、マナー警察は「オオメジロザメは保護活動中に死んだ」と主張。死骸は調査のため、森林局の海洋・水生野生生物部門を管理する「マングローブ・セル」に引き渡されたという。
なお、ヒテーシュさんを襲った個体は非常に大型で、「体重は200キロあった」と伝えるメディアもあるが、ムンバイの非営利団体「レスクインク野生動物福祉協会(Resqink Association for Wildlife Welfare)」の創設者兼会長であるパワン・シャルマ氏(Pawan Sharma)は「体重130キロ、体長2.1メートル(7フィート)だった」と語っている。オオメジロザメは非常に獰猛なことで知られており、淡水でも生息が可能で、餌を求めて川を遡るという。また、国際自然保護連合(IUCN)の準絶滅危惧に指定されているそうだ。
今回の事故を受け、パルガー地区在住の海洋生物学者ブーシャン・ボワー氏(Bhushan Bhoir)は「マハーラーシュトラ州で、サメが人間を襲ったのはこれが初めて」と明かし、「ヒテーシュさんはサメを挑発したりはしていない。これはとても危険な兆候だ」と述べていた。
ちなみに昨年12月にはメキシコのビーチリゾートで、76歳の男性がサメかワニ(クロコダイル)の襲撃を受けて死亡した。男性が襲われているのに気付いたのは、たまたま砂浜で撮影をしていた家族で、カメラは背後の海で手を振り助けを求める男性の姿を捉えていた。
『Metro 「Shark lurking in river nearly bites off man’s leg while he swims」(Picture: Jam Press)』『PUNE PULSE 「Shark Attack in Maharashtra’s Palghar District: Man Survives, Locals Capture and Kill 200-kg Bull Shark」』『TMZ 「BAHAMAS SHARK ATTACK BLOOD FROM BIT CHILD FILLS TANK…Gruesome Video Shows」(TMZ.com)』『New York Post 「Video accidentally captures deadly ‘shark attack’ on Mexico vacation」(Jam Press Vid)』『matteo_mariotti__ Instagram「Questo video l’ho fatto partire pochi istanti dopo l’ultimo morso」』『НТВ.Ru 「Акула съела россиянина в Египте」』『The Mirror 「Horrific moment shark mauls tourist to death just weeks after similar attack」(Image: 9News)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)