アフリカサッカー連盟が主催する「アフリカネイションズカップ」が13日、コートジボワールで開幕した。南アフリカ代表メンバーらは11日にコートジボワールへ向かったが、その出発セレモニーとして南アフリカ国家警察よりチームキャプテンのロンウェン・ウィリアムズ選手(Ronwen Williams)に国旗を渡した。しかし、警察官があまりにもぎこちなく練習不足な様子に選手らは爆笑したという。南アフリカのニュースメディア『The South African』などが伝えている。
現地時間11日、O・R・タンボ国際空港近くで行われた南アフリカ代表チームの出発セレモニーでは、南アフリカサッカー協会幹部や元選手、メディアなどが集まる中、監督や選手が意気込みを語った。先日行われた隣国レソトとの試合では、得点を挙げることなく引き分けで終わったこともあり、出発セレモニーも決して和やかとは言えなかった。そんな中、警察官から国旗を渡す儀式が行われ、ここで場の空気が変わった。
段取りでは、警察官2人が行進し、キャプテンが立っているステージ中央まで来ると国旗を広げ、丁寧に折ってからチームキャプテンに渡し、再び行進して戻る。静粛な儀式のはずだが、登壇した警察官たちはすでにコミカルな雰囲気を漂わせている。2人は制服の上にオレンジと黄色のベストを着用しており、