中国の北京市在住のカップルは、新しいアパートに引っ越してから体調不良に悩まされていた。そして入居して約6か月が経過した頃、水道の蛇口からトイレの水が出ていたことが判明した。お風呂や料理にもトイレの水を使っていたことが分かり、カップルは現在、賃貸会社に損害賠償を請求している。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。
中国の首都、北京市に住むタンさん(Tan)は今年5月、交際中の女性と一緒に新しいアパートに引っ越してきた。しかし、入居してすぐに2人とも原因不明の咳や胸の圧迫感が続き、さらにタンさんは抜け毛やニキビなどにも悩まされ始めた。
原因が分からないまま約6か月が経過した頃、タンさんは1万中国人民元(約20万9000円)の家賃は払っていたものの、水道料金をまだ一度も支払っていないことに気付いた。水道代が未払いなら、本来であれば水道が止められていたはずだが、引っ越してからこれまで問題なく水道が使えていた。不思議に思ったタンさんは、メーターを自分なりに調べてみることにした。
いつものように蛇口をひねってみると、問題なく水が出てきたが、肝心のメーターは回っていなかった。何かがおかしいと思ったタンさんは配管工に連絡し、詳しく調べてもらうことにした。そして先月22日、