王室暴露本『Endgame(原題)』の著者オミッド・スコビー氏と、ジャーナリストのアラステア・キャンベル氏を名指しで攻撃した。
「判事は、新著で私について嘘をつき、法廷でも私に関する嘘をついたオミッド・スコビーの証拠を信じたようだ。そしてこの国を違法な戦争へと駆り立てた、もう一人の嘘つきであることが証明されているアラステア・キャンベルの証拠も信じた。」
また、ヘンリー王子に対し「最後に私はこう言いたい。メディアによる王室の私生活への介入に対するヘンリー王子の憤りは、彼が冷酷で貪欲で偽善的であることに匹敵する」と猛攻撃に出ると、このように斬り込んだ。
「彼は今日、マスコミのひどい振る舞いについて語った。しかしこの男は、何億ドルもの金のために公の場で自分の家族を何度もこき下ろしている。彼の祖父母であり、最も年長で尊敬すべき2人のメンバーが亡くなった時でさえもだ。」
そして「これ以上のひどい振る舞いを想像するのは難しい」と言うと、判決後にヘンリー王子が声明文で「真実と責任が明らかになった素晴らしい日だ」と述べたことについて、皮肉たっぷりにこう伝えた。
「公爵は近年、カリフォルニアで日焼けした自分の顔を平手打ちされても真実が分からない人間であることを、繰り返し露呈している。」
その後モーガンは、発売中止となったオミッド氏の暴露本のオランダ語版で、メーガン妃の妊娠中に人種差別的発言をしたのは、チャールズ国王とキャサリン皇太子妃だと誤って記載されたことに言及した。ヘンリー王子夫妻は2021年3月に放送されたオプラ・ウィンフリーのインタビュー番組で、ある王室メンバーが生まれてくるアーチー君(当時)の肌色を懸念したとの爆弾発言をしていた。
モーガンはそんなヘンリー王子に対し、「彼はマスコミに説明責任を求めるが、自分自身の家族である王族を不名誉な主張を裏付ける証拠のかけらも出さずに、冷淡な人種差別主義者の集団として中傷したことについては、一切受け入れようとしない」と述べ、「彼(ヘンリー王子)はメディアを改革する使命があるとも言っている。しかし彼の本当の使命は、妻とともに英王室を破壊することだというのが明らかになった」と猛批判し、「私は彼らを止めるためなら、どんなことでもやり続けるつもりだ」と宣戦布告した。
激しい批判を続けたモーガンは、最後に「メリー・クリスマス」と付け加え、声明を読み終えた。
画像は『Piers Morgan 2022年10月26日付Instagram「Morning trolls!」』『The Royal Family 2019年11月9日付Instagram「Tonight, members of the Royal Family are at the Royal Albert Hall for the Festival of Remembrance.」』『Omid Scobie 2023年11月27日付Instagram「Here goes!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)