11月2日、米テキサス州のスタジアムで行われていたアメリカンフットボールの試合に、1匹のオポッサムが迷い込んだ。軽い足取りで広いフィールドを駆け回っていたが、スタッフに取り押さえられてスタジアムの外へ連れていかれた。オポッサムは遊び足りなかったのか、引きずられながら必死に抵抗しており、その姿を捉えた動画には「可哀そうだけど笑っちゃう」などといった声が寄せられている。米ニュースメディア『Lubbock Avalanche-Journal』などが伝えた。
今回オポッサムが乱入したのは、米テキサス州ラボックにあるスタジアム「Jones AT&T Stadium」だ。今月2日、同スタジアムではアメフトの試合が行われており、テキサスクリスチャン大学の“ホーンド・フロッグス(Horned Frogs)”とテキサス工科大学の“レッド・レイダース(Red Raiders)”が対戦していた。
第1クォーターが終わり、選手らがサイドチェンジのために移動していると、フィールドの真ん中に1匹のオポッサムが現れた。幸いにもプレー中ではなかったので試合の中断はなかったが、安全に第2クォーターを開始するため、スタッフらがオポッサムの捕獲に乗り出した。
当時の様子を捉えた動画には、1人のスタッフが先端に輪のついた棒を持ち、オポッサムを後ろから追いかける様子が映っている。その先には三角コーンのようなものを持った男性が待機しており、挟み撃ちでオポッサムを捕まえようとしている。
オポッサムは途中で方向転換して逃げようとしたが、輪っかを掛けられて捕獲された。その後、スタッフがオポッサムを手で掴もうとしているが、オポッサムが噛みつこうとしたため断念している様子も映っていた。最終的に、オポッサムは引きずられるようにしてスタジアムの外へ連れていかれた。
オポッサムは引きずられながらも、地面に爪を立てて必死に抵抗しており、