チャールズ国王が、75歳の誕生日に超多忙な一日を過ごした。当日の国王は、食料を再分配する試み「コロネーション・フード・プロジェクト」をローンチし、英オックスフォードシャー州にある食料配給拠点を視察した。さらに夕刻は、バッキンガム宮殿で看護師達や助産師達を招待したレセプションパーティを主催。夜には家族を招いた誕生日会を開いた。この前日には英グロスターシャー州の邸宅でティーパーティを開催するなど、国王は連日忙しいスケジュールをこなした。
チャールズ国王が、現地時間14日に75歳の誕生日を迎えた。この日に先立ち、今月11日には国王の最新ポートレートが公開され、その写真はホームレスを支援する雑誌『ビッグイシュー(Big Issue)』最新号(11月13日発売)の表紙を飾った。
その後、国王は連日公務を行い、誕生日当日には超ハードなスケジュールをこなしたのだ。
まず11日夕刻には、カミラ王妃や王室上級メンバーとともにロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催された戦没者追悼記念日「リメンバランス・デー」のコンサートに出席。翌12日には、戦没者追悼記念式典「リメンバランス・サンデー」のセレモニーに参列した。
誕生日前日の13日には、国王が英グロスターシャー州に所有する邸宅「ハイグローブ・ハウス」で地元の人々や著名人らを招いたアフタヌーンティー・パーティを開催した。
イベントは今年75歳を迎える人々を祝福するもので、会場にはNHS(国民保健サービス)の元医療スタッフや、1948年から70年代初頭にかけて当時英領だった西インド諸島から英国に移住した“ウィンドラッシュ世代”のメンバーなどが招かれた。
このほかにも、今年75歳になる住民たちから推薦されたという、素晴らしいコミュニティ活動をした人々などが招待された。
さらにセレブシェフのレイモン・ブラン、英BBCのテレビ番組『The Repair Shop』の司会者で修理職人のジェイ・ブレイズなどが出席した。
ジェイは国王の慈善財団「The King’s Foundation」のアンバサダーを務めており、昨年10月には国王がジェイの番組に出演してジョークを飛ばし合うなど息の合った様子を見せていた。
パーティの最後は、地元の聖歌隊が『ハッピーバースデー・トゥ・ユー』を合唱し、国王が「75」の数字を装飾した3段のバースデーケーキにナイフを入れると、会場から拍手と歓声が沸き起こった。
そして誕生日を迎えた14日、