海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】上下逆さまの状態で絶叫マシンが急停止 乗客は「足の感覚がない」とパニックに(カナダ)<動画あり>

「足の感覚がなくなってしまった」と訴える乗客がいたと報道されている。

このアトラクションに乗車していたスペンサー・パークハウス君(Spencer Parkhouse、11)と姉のマッケンジー・パークハウスさん(Mackenzie Parkhouse、15)は、停止した当初、通常の動きの一環かと思っていたという。しかし地上に救急車などが集まり始め、ただ事ではないと気付いた。

スペンサー君は、「いつ落ちてしまうのか、本当に落ちてしまうのかと不安だった」と当時の心境を明かしている。また救助を待っている間には、パニックになった乗客が嘔吐している姿を目撃したそうだ。

乗客たちは約30分間、逆さまの状態で救助を待つことになった。足の感覚がなくなり、嘔吐する人や胸の痛みを訴える人もいたという(画像は『New York Post 2023年9月25日付「Ride passengers left upside down for 30 minutes after theme park malfunction」(TikTok/@Jiashira)』のスクリーンショット)

メンテナンスチームが修理を完了してからも、アトラクションは残りの動きを終えてからでないと停止することができなかったという。スペンサー君は今回、初めて絶叫マシンに乗った記念すべき日だったが、「乗り物が最後まで動き続けていた時は、みんなが『嫌だよ、お願い。また逆さまの状態になんてなりたくない』と願っていた」と振り返っており、大きなトラウマになってしまったようだ。

マッケンジーさんによると、ようやくアトラクションの動きが終了して降車すると、待機していたスタッフが、ケガをした人や体調不良を訴える人がいないかを確認していたという。マッケンジーさんは「次にここへ来たら、こうした大きな乗り物に乗れるかどうか考えたけれど、今は怖くて乗れないですね」と話している。

カナダズ・ワンダーランドによると、乗客のうち2人が胸の痛みを訴え、園内の救護センターで処置を受けたとのことだ。病院に運ばれることはなく、処置を終えて再び園内に戻ったという。「お客様の安全は、常に最優先事項です」と同遊園地はコメントしているが、事故の原因については明かされていない。

テックインサイト編集部では、カナダズ・ワンダーランドに事故の原因は判明したか、事故に遭った人たちへのケアや補償について、事故を受けて新たな安全対策を講じているのかなどの話をうかがうべく取材を申し入れている。

ちなみにブラジルでは先日、遊園地の回転ブランコに乗っていた女性が椅子ごと放り出され、地面に激突する瞬間を捉えた映像がネット上にシェアされ、人々を恐怖に陥れていた。

@jiashira_ After about 45 mins they were able to get everyone down safety ‍ I’m definitely not getting on this ride any time soon! #canadaswonderland #canada #toronto #amusementpark #ridegetsstuck #scary #wtf #viral #fyp ♬ original sound – Shira

画像は『CBC.ca 2023年9月26日付「‘Are we ever going to drop down?’: Guests describe being stuck on ride at Canada’s Wonderland」(Canada’s Wonderland)(CBC)』『New York Post 2023年9月25日付「Ride passengers left upside down for 30 minutes after theme park malfunction」(TikTok/@Jiashira)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

ランバージャックに乗っていたスペンサー君とマッケンジーさん。いつ落下してしまうかも分からない状況に「不安だった」と明かしている(画像は『CBC.ca 2023年9月26日付「‘Are we ever going to drop down?’: Guests describe being stuck on ride at Canada’s Wonderland」(CBC)』のスクリーンショット)

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