その下にはこのようなメッセージを記した紙が貼られていた。
「これが私のなれの果てよ! 以前勤めていた会社は私を解雇した。その理由はパーティ・ピーシズが債権者に支払いをしなかったからよ!」
そしてこのポスターを作成したのは、写真に写るモリーさん本人だった。
モリーさんは同メディアの取材に応じ、25日の夜に友人に頼んでポスターを貼ってもらったと明かした。彼女はある会社で事務職をしていたが、4月にリストラされ、このようなポスターを貼る決意をしたそうだ。
「債権者への支払いを怠れば、それが一人だけではなく、会社の全従業員に影響を及ぼすという点を指摘する必要があるのよ。その結論として、私はこのせいでリストラされたと言っているのよ。」
モリーさんは今年1月に「オンリーファンズ」を始めたが、リストラされた後は同SNSで本格的に活動するようになった。そんな彼女がポスターに自分の写真を使用したことについて、このように説明した。
「プロモーションの一環ではないわ。でも写真を見れば分かるように、私にとって最高の宣伝になりそうよ。リストラされた私に、何か見返りがあっても良いと思わない? 私はそう思うの。」
前回、ミドルトン夫妻に対する悪意あるポスターが貼られたことに対し、バックルベリー村の住民は「彼らが住む村の周辺でこのようなことをするなんて、不公平」と語っていた。これに対しモリーさんは、次のように述べている。
「不当な扱いを受けるとは、何百万ポンドもの借金を支払わなかったり、人員削減することだと思う? 不当な扱いを受けたのは私や他の人達だと思うわ。」
そんな彼女はバックルベリー村に自分のポスターを貼る決意をした理由について、こう語った。
「(解雇されたのは)彼ら(ミドルトン夫妻)の会社のせいだと伝えられたのよ。ネットで最初のポスターを見た後、私は自分のフラストレーションをぶちまけて、みんなに私の気持ちを知らせたいと思ったの。他の多くの人達も同じだと思うわ。」
「世間の人々がどう見ているかや、みんながオンリーファンズのクリエイターに対してどう感じているかは理解している。だけど私はどん底だったのよ。」
バックルベリー村の住民であるシャロン・フライさん(49)は同メディアの取材に応じ、このようなポスターが貼られたことに怒りを露わにした。
「農場の門や教会まで、いたるところにポスターが貼られていました。モデルのセミヌード姿が私達の素敵な村のあちこちに貼られるなんて、正しいことではありません。」
モリーさんのポスターは地元住民の怒りを買い、即座に撤去されたという。
画像2、3枚目は『Ginger Molly 2023年10月15日付Instagram「Good night」』『James Middleton 2023年7月19日付Instagram「Happy 1st Birthday Isla」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)