グアテマラで先月20日、17歳の少女がバイクで走行中、大型トラックに巻き込まれて死亡した。遺体のそばでは小さな子犬が震えており、現場の写真がSNSに投稿されると大きな反響を巻き起こした。メキシコのニュースメディア『Periódico Zócalo』などが伝えている。
グアテマラ南部ケツァルテナンゴで先月20日、バイクを運転していたデボラ・アビゲイル・ヴェリジ・レイノサさん(Débora Abigail Véliz Reynosa、17)が大型トラックに巻き込まれて死亡した。
デボラさんは即死だったが、一緒にバイクに乗っていたメスの子犬“ソックス(Socks)”は無事で、体を震わせ遺体のそばから離れないでいるところを警察に保護された。
デボラさんは犯罪学を学んでいた学生で、大の犬好きだった。街でエンパナーダ(具入りのパン)やスナックなどを売り、野良犬の保護活動をするための資金に充てていたそうで、将来は野良犬などの保護シェルターを開設することを夢見ていたという。
一方でソックスは、元飼い主に虐待されていた保護犬で、デボラさんが事故の一日前に引き取ったばかりだった。事故が起きたのはデボラさんがソックスのために服や小物を買いに行った帰りで、現場の様子を捉えた写真がSNSで拡散されると大きな反響があった。
人々が特に注目したのは、