次のように述べた。
「彼は食べ物以外のものを口にしてしまう『異食症』で、これは摂食障害の一つです。手術で異物は全て取り出しましたが、鋭利な物を食べていたため、胃には深い傷ができていました。また長い間、異物を放置していたことから、術後の容体は良いとは言えず、今も人工呼吸器に繋がれていて危険な状態です。」
一方でクルディープさんの家族は「異物を大量に食べていたことは全く知りませんでした」と明かし、このように語った。
「彼はこれまで、腹痛で何度か医師の診察を受けてはいましたが、症状は改善しませんでした。またここ2、3日は、胃の痛みでよく眠ることができなかったようですが、そのことを口に出さなかったのです。しかし胃の痛みが酷くなり発熱して来院したところ、異物を食べていたことが発覚したのです。実は彼は、精神的な問題を抱えているのですよ。」
なおクルディープさんの年齢を35歳とするメディアもあるようだが、地元テレビ局『Punjab News tv』が公開した病院の医師の会見では「40歳」とあるため誤りのようだ。テックインサイト編集部では、クルディープさんの現在の状況についてモガ・メディシティ病院に取材を申し込んでみたが、コメントはできないということだった。
ちなみにインドでは昨年、58歳の男性の胃の中から硬貨187枚が摘出された。男性は考えや行動がまとまらない統合失調症を患っており、家族は異常に全く気付かなかったという。また2020年には、17歳少女の胃から毛髪の塊7キロが摘出されており、医師も「こんなに大きい例は見たことがない」と驚愕していた。
画像は『New York Post 2023年9月28日付「Man goes to hospital with stomach ache ― shocked docs retrieve 60 household items from his gut」(Jam Press/ Rare Shot News)(Jam Press Vid)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)