牛が乗車可能なように工夫されているが、車が小さすぎるのは明らかだ。
なおこの車を運転していたのは、ノーフォーク市から55キロほど離れたニーリーに住むリー・メイヤーさん(Lee Meyer)で、警察官にその雄牛の名前が“ハウディ・ドゥーディ(Howdy Doody)”であることを伝えたという。
ハウディ・ドゥーディとは、1947年~1960年に米NBCテレビが放映していた子供向け番組に登場するパペット(操り人形)で、カウボーイスタイルが人気だったという。リーさんも根っからのカウボーイなのか、助手席のドアに「ロデオパレード」の文字も見て取れ、警察官の指示には素直に従ったようだ。
ちなみに警察官は、リーさんに交通違反切符を切るまでには至らなかったものの、注意喚起や指導のための指導警告書を手渡し、「牛を連れて帰り、市内から去るように」と指示していた。
リーさんはその後間もなく、愛牛を連れてUターンしており、このニュースは次のようなコメントが寄せられた。
「これは笑えるね!」
「百聞は一見にしかずというけど、写真を見るまでは信じられなかったよ。それにしてもすごい角だ!」
「タイムスリップした気分だよ。」
「ここまでしたら、ドライブスルーに行ってハンバーガーを頼まないと!」
「あの雄牛、車に乗ったままウンチをしちゃったみたいだね。」
「何が問題なの?」
「この男性はネブラスカでは有名なんだよ。展示会やパレードによく出没するからね。ノーフォーク警察署はきっと、時間を持て余していたのだろうね。」
「驚いた! これぞまさにネブラスカ!」
画像は『News Channel Nebraska 2023年8月30日付「Norfolk police pull over man with bull riding shotgun」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)