ニコルちゃんはハサミが刺さったまま入院することになった。この話を聞いた地元の人々がニコルちゃんを心配し、寄付をしてくれたおかげで必要な額が集まったが、その間のニコルちゃんはハサミが刺さったままの状態で1週間も入院していた。そして今月9日、ようやく手術を受けてハサミを外すことができた。幸いにもニコルちゃんに脳の損傷はなく、ケガの影響が残ることもないという。
ルネさんは「助けてくださった皆さんに感謝しています。私たちは貧しいので、どうやって手術代を用意したらいいのか分かりませんでした。お金を出してくれた人、ニコルのために祈ってくれた人がいて、本当に幸運でした」と述べており、「ハサミやナイフなどの鋭利なものは、子どもから遠ざけておかなければなりません」と他の親に注意喚起した。
ニコルちゃんの叔母であるキム・アブレニカさん(Kim Abrenica)は「入院中のニコルは痛がっていませんでしたが、退屈だったので歩き回ったり遊びたがったりしていました」と入院中の様子を説明した。「今回のようなことが二度と起こらないよう、危険なものがないか家中をチェックしました」とも明かしている。
ちなみに2018年にはアメリカで、遊んでいた10歳少年が木の上から落下し、BBQの焼き串が顔面に突き刺さるも奇跡的に急所を外して助かっていた。
画像は『New York Post 2023年7月10日付「Girl, 9, recovering after scissors were stuck in her head for a week」(ViralPress)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)