体重が最大で316キロ(697ポンド)にまで増え、病気によって脚が異様に巨大化してしまった女性は今から2年前、一大決心をしてダイエットを開始した。そんな女性が昨年、TikTokを始めて自身のありのままの姿を公開したところ、「醜い」「見たくない」といったコメントが相次いだ。しかし女性は「努力することこそ大切」と前向きな姿勢を崩さず、多くの人をインスパイアしている。英ニュースメディア『The Daily Star』が伝えた。
米ミシガン州デトロイトに住むジャメカさん(Jameka)は、中学3年生(アメリカでは9年生)の時に体重が約93キロ(205ポンド)あり、最も重い時には316キロに達していた。
常に肥満に悩んできたというジャメカさんは、皮下脂肪組織が病的に増殖する「脂肪浮腫」と、生まれつきリンパ液の流れが滞り手脚などにむくみが生じる「リンパ浮腫」を患っており、下半身が異常なほど巨大化している。デコボコして膨らんだ脚は通常の2倍はあり、疲れると痛みがひどいそうだ。
ジャメカさんが食事療法とエクササイズをベースにしたダイエットを始めたのは2021年夏頃で、「自分自身を受け入れ、前向きになろう」と決意したという。
ジャメカさんは当時のことを「私は常にうつ、不安、恐怖心にさいなまれ、体重がどんどん増えていったの。そして体重が増えるたびに、私の脚も巨大化していったわ」と明かし、