キャサリン皇太子妃が、英リバプールで開催された「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」のオープニング映像にサプライズで登場した。皇太子妃が得意のピアノを演奏する場面が、昨年の優勝国ウクライナ代表のグループを紹介するショートクリップ内で映し出された。これは事前にウィンザー城で録画されたもので、皇太子妃はウクライナの国旗の一色である鮮やかなブルーのロングドレスを纏っていた。
現地時間13日、毎年恒例の音楽祭「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」の決勝戦が開催された。
毎年5月に開催する同音楽祭は、ヨーロッパをはじめとする各国代表のアーティストがステージでパフォーマンスを披露、優勝者を決めるコンテストだ。優勝国は翌年の大会の開催地となり、ステージの様子は各国のテレビで生中継される。2022年の優勝国はウクライナだったが、ロシアとの戦いにより大会の開催が難しくなった。そのため2位になった英国が2023年の開催地に選ばれた。
英BBC放送が主催する今大会はリバプールにある「リバプール・アリーナ」が会場となり、今月9日と11日に準決勝が行われた。そして13日に開催した決勝戦では、オープニングビデオにキャサリン皇太子妃がサプライズで登場したのだ。
映像が始まると、昨年の優勝国であるウクライナ代表のヒップホップ・フォーク・グループ「カルシュ・オーケストラ(Kalush Orchestra)」が、キーウのマイダーン・ネザレージュノスチ駅で優勝曲『Stefania』を披露する様子が流れ出す。
すると舞台は英国へと移り、英作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバーや、昨年の大会で2位の英歌手サム・ライダーなどがパフォーマンスをする姿が映されていく。
次にカメラが英ウィンザー城の中へと移ると、