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writer : ac

【海外発!Breaking News】共食いしたオオアナコンダ、飲み込んだ個体を吐き出す!(ブラジル)<動画あり>

口を開けたまま身をよじると、ひとまわり小さなアナコンダが少しずつ姿を現し始める。そうして吐き出された個体は少なくとも全長2メートル以上はあると思われ、オオアナコンダから解放されると、そのまま逃げるように水中に姿を消した。

一方のオオアナコンダは、しばらくその場にじっとしていたものの、ゆっくりと入水して泳ぎ去った。

マルセロさんは当時の動画を先月初めにYouTubeに投稿しており、「もしあの場面を撮影していなかったら、きっと『ほら話だろう』と言って、誰も信じてくれなかっただろうね」と述べ、貴重な動画を撮影できたことを喜んでいるようであった。

オオアナコンダは身をよじり、いったん食べたひとまわり小さなアナコンダを吐き出し始めた。マルセロさんは何が起きているのか理解できなかったという(画像は『iBahia 2023年5月22日付「VÍDEO: ‘Anaconda’ gigante regurgita sucuri no interior de Goiás」』のスクリーンショット)

なおこの動画には、「なんてセンセーショナル!」「こんな場面に遭遇するなんてラッキーだね」「自然はすごい」「なぜ吐き出したのか?」「人間が近くにいて危険を感じたからかもしれないね」「ストレスを感じたのでは?」といった様々な声が寄せられた。

またこの動画に特に興味を示したのがサンパウロにある「ブタンタン研究所(Butantan Institute)」の研究者たちで、次のような仮説を立て、アナコンダの行動を理解するための研究をしているという。

「あのアナコンダが共食いをしたのは、繁殖期に餌が少なくなるためなのではないか?」
「小さな個体はオスで、オオアナコンダに襲われた時はメスに求愛中だったのでは? 繁殖期には、アナコンダのオス数匹がメス1匹に群がって競争し合う。でもこのオスは1匹だけで、簡単にオオアナコンダの餌食になってしまった可能性がある。いずれにしても、あのアナコンダが生き延びることができたのは非常に幸運だった。」

ちなみに2017年には南アフリカで、約4メートルのヘビが、腹の中のシカをゆっくりと吐き出す様子を捉えた動画が話題となった

画像は『iBahia 2023年5月22日付「VÍDEO: ‘Anaconda’ gigante regurgita sucuri no interior de Goiás」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

吐き出された個体は少なくとも全長2メートル以上はあると思われ、オオアナコンダから解放されると、そのまま逃げるように水中に姿を消した(画像は『iBahia 2023年5月22日付「VÍDEO: ‘Anaconda’ gigante regurgita sucuri no interior de Goiás」』のスクリーンショット)

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