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writer : ac

【海外発!Breaking News】5歳児の平均と同じ! 体重18キロ超の肥満猫、保護され新しい飼い主のもとへ(米)<動画あり>

スタッフの一人が「パッチーズが施設を去っていくわ! オーマイガーシュ! あの子は本当に重いのよ」と苦笑する声が収められていた。

「ペット肥満予防協会(Association for Pet Obesity Prevention)」によると、メインクーンのような大型の猫の中には体重が約11.3キロ(25ポンド)に達する個体もいるそうだが、家猫の理想体重は3.6~4.5キロ(8~10ポンド)という。

一方でパッチーズは、家猫の平均の4倍以上もある超肥満、臀部の横幅だけを測ったところ26.6センチ以上(10.5インチ)もあったそうだ。

同施設のスタッフでパッチーズの世話をしていたロビン・ヤングさん(Robin Young)は「パッチーズは現在8歳ほど。性格はとてもフレンドリーでお腹を撫でてもらうのが大好きなのよ!」と明かし、パッチーズの今後について次のように述べた。

「肥満の猫が急激に痩せると危険なので、パッチーズの減量にはかなりの時間がかかるでしょうね。施設では1か月に約227グラム(0.5ポンド)ずつ、2年かけて痩せるよう計画を立て、それを新しい飼い主に託したのですよ。」

保護センターが引き取り手を募集したその日のうちに新しい飼い主が決まり、抱っこされまんざらでもない様子のパッチーズ。1か月に約227グラム(0.5ポンド)ずつ、2年間をかけて痩せるよう計画が立てられたという(画像は『Richmond Animal Care and Control 2023年4月19日付Facebook「Patches is ADOPTED!」』のスクリーンショット)

なおパッチーズは、血液検査で糖尿病などの持病がないことが判明しているが、平均体重を目指すには最低でも13キロ超の減量が必要となるわけで、このニュースには次のようなコメントが寄せられた。

「こんなに太ってしまって。かわいそうに。」
「きっと元飼い主が暴飲暴食させたのよ。これは虐待よ!」
「それでも保護されて良かった。これから頑張ってダイエットに励んでね!」
「こんなに早く新しい飼い主が決まるなんて! 我が家で引き取りたいと思っていたのに残念だわ。」
「お願いだから、パッチーズのダイエットの経過を報告して!」
「パッチーズはまるでパンダみたい! 引き取った女性が羨ましいわ。」
「鼻にグレーのハートがあって可愛いわね。」
「どうか幸せになってね!」

ちなみにギネス世界記録は1998年、「ペットの過食を助長する」として“最も体重が重い猫”の認定を止めているが、それ以前の最高記録は1986年に10歳4か月で亡くなったオーストラリアの“ヒミー(Himmy)”で、21.3キロ(47ポンド)だったという。ただしヒミーは自力で歩くことができず、手押し車にのせられて移動していたそうだ。

画像は『Richmond Animal Care and Control 2023年4月19日付Facebook「ADOPTED」「Patches is ADOPTED!」』『The Mirror 2023年4月20日付「‘World’s fattest cat’ weighing same as a five-year-old child saved from cruel owner」(Image: Richmond Animal Care and Control/Facebook)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

臀部の横幅を測ったところ、26.6センチ以上あったというパッチーズ。背中の白と黒の模様に「パンダのよう」という声も! 幸いなことに糖尿病などの病気は見つかっていないという(画像は『The Mirror 2023年4月20日付「‘World’s fattest cat’ weighing same as a five-year-old child saved from cruel owner」(Image: Richmond Animal Care and Control/Facebook)』のスクリーンショット)

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