チャールズ国王が、59歳の誕生日を迎えた弟エドワード王子に“エディンバラ公爵”の称号を授与した。この称号は、国王と王子の父フィリップ王配が70年以上にわたり保持していたことで知られている。バッキンガム宮殿は声明で「フィリップ殿下の遺志を誇りとともに引き継いでいきます」とエドワード王子に爵位が与えられたことを伝えた。
バッキンガム宮殿は現地時間10日、チャールズ国王が弟エドワード王子に新たな称号を与えたと発表した。エドワード王子は、故エリザベス女王と故エディンバラ公フィリップ王配の4人の子供達の末っ子だ。
文書では「国王陛下は、ウェセックス及びフォーファー伯爵であるエドワード王子の59歳の誕生日を記念して、王子にエディンバラ公爵の爵位を授与することをお喜びになっています」と述べた。公爵はスコットランドの上級爵位であるため、王子は生涯にわたり保有することになる。
エディンバラ公爵は、チャールズ国王とエドワード王子の父フィリップ王配が70年以上保有していたことで知られている。王配は1947年にエリザベス王女(のちのエリザベス女王)と結婚した際に爵位を授与され、2021年に崩御するまで保有していた。エリザベス王女は1952年に即位するまで、“エディンバラ公爵夫人”の称号が与えられていた。
エドワード王子が新たな称号を授与されたことにより、