海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】うっかりソファごと売りに出されてしまった猫 帰宅後は飼い主にベッタリ(カナダ)

カナダ在住の男性が自宅にあったソファを販売して購入者に引き渡した後、愛猫の姿が見当たらないことに気付いた。男性は慌てて愛猫を捜したものの見つからずに落ち込んでいたが、行方不明になってから4日目にソファの購入者から連絡が届き、中に愛猫が潜んでいる状態でソファを引き渡してしまったことが判明した。その後、猫は無事に帰宅したが男性のそばを離れなくなったという。カナダ・バンクーバーのメディア『CTV News Vancouver』などが伝えている。

カナダのブリティッシュコロンビア州バンクーバーに暮らすマット・ルマビさん(Matt Lumabi)は先日、愛猫の“マーリー(Marley、3)”とともに新しい家に引っ越しをした。その際に引っ越し業者からソファを譲ってもらったが、マットさんは必要ないと考えてFacebookのマーケットプレイスに出品した。そして無事に購入者が決まり、今月4日に部屋からソファを運んで引き渡したのだが、ひと段落した時にマーリーの姿が見当たらないことに気付いた。

マットさんはこれまでに何度かマーリーと一緒に引っ越ししてきたが、臆病なマーリーは段ボールや家具を動かしたりすると驚いて逃げてしまうという。「ソファを動かしている間に、開いた窓から逃げ出してしまったのだと思いました」と当時を振り返るマットさんは、すぐに迷い猫のポスターを作ってマーリーを捜すことにした。

マーリーを見つけるためにマットさんが作成したポスター(画像は『Matt Lumabi 2023年2月6日付Facebook「Missing in the Heights neighborhood on East Hastings.」』のスクリーンショット)

「マーリーはこれまでずっと室内飼いの猫だったので、外の世界でマーリーの身に何か起きてしまうのではないかと心配でたまりませんでした」と話すマットさんは、地域のコミュニティグループに呼びかけ、獣医や地元の動物虐待防止協会(Society for the Prevention of Cruelty to Animals)にも連絡して懸命に捜し続けた。引っ越し先の近くには高速道路があるそうで、マットさんは「外で多くの車が走っているのを見たら、マーリーは酷く怖がってしまうと思いました。またマーリーが行方不明だった3日間はひどい大雨が降っていたので、雨の中でいろいろな物音に驚いて動けなくなり、食べる物もない状態でずぶ濡れになっているのではないかと気が気ではありませんでした」とマーリーの身を案じていた。

そしてマーリーがいなくなってから4日目、

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