昨年10月、アメリカで結婚披露宴を行ったカップルに悪夢のような出来事が起こった。その日の夜、バク転を披露した新郎は着地に失敗し、頭に大怪我をしたため病院に搬送されてしまったのだ。新郎は緊急手術を受けたのちに1か月間昏睡状態が続いたが、幸いにも意識を取り戻したという。米メディア『New York Post』などが伝えている。
米コロラド州デンバーで暮らすケルシー・マイナットさん(Kelsey Mynatt)と夫のマイクさん(Mike)は昨年9月、2人だけで結婚式を挙げた。
それから2週間後の10月1日、親しい友人らを招いて行われた結婚披露宴で2人は悪夢のような出来事に襲われた。
ケルシーさんは当時の状況をこう振り返っている。
「その日、マイクはダンスフロアでバク転を披露したのですが、失敗して頭から着地してしまったんです。普段はそんな失敗はしないのに、その日は靴底に溝がないドレスシューズを履いていたことに加え、床に飲み物がこぼれて濡れていたせいで彼は足を滑らせてしまって…一瞬にして私たちの世界は変わってしまったのです。」
その後、病院に搬送されたマイクさんは重度の外傷性脳損傷と診断され、急速に脳が腫れて頭蓋骨内部の圧力が上昇していたため、頭蓋骨の一部を切除する頭蓋骨切除手術が緊急で行われた。
それから1か月もの間、