中古住宅を購入した男性がリフォームを行っていたところ、壁の中から大量の旧紙幣が発見されたというニュースがスペインから届いた。男性は数年にわたって合計750万円相当の旧紙幣を見つけたが、ある理由で一部を換金することができなかったという。英メディア『The Sun』『The Mirror』などが伝えている。
スペインのバレンシアで暮らすトニョ・ピネーロさん(Toño Piñeiro)は数年前、生まれ故郷であるスペイン北西部のガリシア地方で老後を過ごすための中古住宅を購入した。
そしてリフォームを行っていたところ、壁の中から古いネスクイック(欧米を中心に販売されているチョコレート風味の乳飲料)の缶を発見した。驚くことに、その中にはスペインの旧紙幣である「ペセタ」が隠されていたという。
発見した2つの缶には合計で500万ペセタが入っていたといい、トニョさんはそれを30000ユーロ(約420万円)に換金した後、新しい屋根の代金として使ったそうだ。
そして昨年、さらに合計400万ペセタの1970年代の紙幣が入った4つの缶を見つけたトニョさんは「前の家主は湿気を避けるため、缶の容器に保管していたのでしょう。最後に見つけた缶に入っていた紙幣は多少傷んでいましたが、他のものは信じられないほど綺麗なままでした。自分の幸運が信じられませんでした」と振り返った。
しかし喜びも束の間、