このほどインドで生まれた新生児が、体の半分以上が黒い体毛で覆われていたことで多くの注目を集めた。新生児は「先天性巨大色素性母斑」と診断され、専門家はこの疾患により今後、「皮膚がんのリスクが高くなる」と指摘している。『New York Post』『The Indian Express』などが伝えた。
インド、ウッタル・プラデーシュ州ハルドイ県の総合診療所で、現地時間12月28日に元気な赤ちゃんが誕生した。母親は普通分娩で出産し、出産自体に問題は起きなかったが、生まれた子供の背中全体には黒い体毛がびっしりと生えており、対応した医療関係者を困惑させたようだ。
『New York Post』によると、新生児は体の60パーセント以上が濃い黒い体毛で覆われており、のちに専門医のイクラム・フセイン医師(Dr.Ikram Hussain)に紹介されると、「先天性巨大色素性母斑」と診断された。そしてこのことがメディアで報じられると多くの地元民が新生児を一目見ようと病院に押しかける一幕もあったようだ。
先天性巨大色素性母斑は、