父チャールズ皇太子から「彼女は結婚後も女優の仕事を続けるのか?」と聞かれた。王子が「そうは思わない」と答えると、父は「愛しい息子よ。私達に金銭的な余裕がないことはすでに知っているだろう」と告げたそうだ。
同著によると、当時のチャールズ皇太子は「斬新で華麗な米国人女優」のメーガンに自分の脚光を奪われることを恐れたため、結婚後の2人への経済的支援を拒んだという。これについて王子は「父は以前にそのことを経験し、2度と同じことを起こしたくないと思っている」と説明している。
チャールズ皇太子は故ダイアナ妃と結婚生活を送っていた当時、メディアや世間の注目を浴びるのは常にダイアナ妃のほうだった。
ヘンリー王子とメーガン妃は2018年に結婚後、チャールズ皇太子から経済的支援を受けていた。しかし2020年に王室離脱し米国に移住したことで、父からの支援は打ち切られてしまった。
同著ではこの他にも、世間の注目を浴びているウィリアム王子とキャサリン妃に、チャールズ皇太子が嫉妬していたとして次のように綴られているという。
「ウィリーは、彼(チャールズ)が望むことはすべてやっていた。だが時々、父は彼にあまりやり過ぎて欲しくはなかった。父とカミラは、ウィリーとケイトが世間から注目され過ぎるのを好まなかったから。」
画像は『Clarence House 2022年7月6日付Instagram「The Prince of Wales,」』『The Prince and Princess of Wales 2018年5月19日付Instagram「How are you celebrating the #RoyalWedding?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)