Netflixによるヘンリー王子とメーガン妃のドキュメンタリー番組のトレイラーが公開され、各国のメディアが大々的に取り上げた。しかしウィリアム皇太子夫妻が米ボストンを訪問中だったことから、そのタイミングが大きな物議を醸す結果となった。複数の王室伝記作家は現地メディアのインタビューに応じ、「米国訪問を台無しにするために重複させた」「冷酷なやり方だ」とヘンリー王子夫妻を猛批判している。
現地時間1日、Netflixが制作するヘンリー王子とメーガン妃のドキュメンタリー番組『Harry & Meghan』のトレイラーがついに公開された。映像では、夫妻が米国移住後にプライベートを楽しむ姿やメーガン妃が涙を流す場面などが映っている。
このトレイラーが公開される前日には、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が米マサチューセッツ州の州都ボストンに到着したばかりだった。夫妻は2日に開催する「アースショット賞」授賞式に出席するため、3日間にわたる公式訪問を開始していた。
夫妻にとって2014年以来となる米国訪問では、ウィリアム皇太子が授賞式で国際的な舞台に立つことになる。これを受け王室関係者は「スーパーボウルの瞬間になる」と期待を語っていた。
しかし皇太子夫妻の米国訪問2日目には、ヘンリー王子夫妻がトレイラーを公開したことがメディアに大きく取り上げられたのだ。そのため皇太子夫妻の影が薄くなってしまったのである。
ヘンリー王子夫妻がこのようなタイミングでトレイラーを公開したことに対し、