メーガン妃が電話をしながら頭を抱え、泣いているような姿が映し出された。
次に映像が英国でのシーンに移ると雰囲気が一変し、ヘンリー王子が「家族を守るため、できる限りのことをしなければならなかった」と語る場面が現れる。そしてウィリアム王子(当時)夫妻の深刻な表情や、英メディアによる攻撃、メーガン妃が泣いている姿などが次々と現れるのである。
最後にメーガン妃が「これだけリスクが高い時には、私達の話を本人から聞く方が理にかなっていると思いませんか?」と涙ながらに問いかける姿が映り、動画が終了する。
投稿には「ハリー&メーガン。Netflixのグローバルイベント。Netflixのみで、近日公開」とメッセージが添えられた。
映像を見た人からは「楽しみだわ。多くの人が2人の物語を語ってきたけど、ついに自分達の考えや感情、経験を伝える時がやってきた」と期待する声のほか、「プライバシーが欲しかったんじゃないの?」「カーダシアン家とさほど変わらない」「予想通り、ウィリアム皇太子夫妻がボストン訪問中に、予告編が公開された」と皮肉めいたコメントが寄せられた。
夫妻のドキュメンタリー番組のトレイラーが公開されたのは、ウィリアム皇太子夫妻が米ボストン訪問2日目というタイミングだった。
皇太子夫妻がボストンに到着した現地時間11月30日には、皇太子のゴッドマザーが人種差別発言をしたことで王室職務から辞職に追いやられるという事態が発生した。
同日、皇太子の広報担当者は声明を発表し「あのような発言は受け入れがたいものであり、その人物が即刻身を引いたのは正しいことである」と強く批判した。
ヘンリー王子とメーガン妃は2021年3月にオプラ・ウィンフリーとの爆弾インタビューで、王室メンバーが人種差別的な発言をしたと主張していた。後日ウィリアム王子(当時)は「我々は、全くもって人種差別をするような家族ではない」と反論していた。
画像は『Netflix US 2022年12月1日付Instagram「Harry & Meghan.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)