ペットを愛してやまない人にとって、彼らの死は胸が締め付けられるほど悲しい思いをするようだ。このほどオーストラリアの剥製技師が、ある家族の依頼を受けて亡くなったペットの犬を装飾用の毛皮のラグマットに変えたことが多くの関心を集めている。『The Sun』『The Daily Star』などが伝えた。
オーストラリアのビクトリア州モーニントン半島で「キメラ剥製(Chimera Taxidermy)」を経営する剥製技師のマディさん(Maddy、29)が先月24日、Instagramに投稿した動画が多くの人に衝撃を与えている。動画にはクリーム色の毛皮でできた装飾用のラグマットが捉えられていた。
ところがこの毛皮のラグマットが野生動物のキツネやシカなどではなく、ある家族が飼っていたゴールデン・レトリバーから作ったものだったことで物議を醸すこととなった。マディさんは動画に「年老いた美しいゴールデン・レトリバーは、家族のために毛皮となって保存された後、ようやく家に帰る準備ができました」と綴っている。
そして動画には、生前家族に大切にされていたことがうかがえるような毛並みの美しいゴールデン・レトリバーの全身を使った毛皮のラグマットが映っており、マディさんは「被毛が抜け落ちないように毛皮をなめしてレザー(革)に加工した」と綴っている。動画はマディさんによってTikTokにシェアされると、