さらには王子と親密な関係性であったと話すよう王子から頼まれたといい、そのことに唖然としたという。なぜなら彼らはヘンリー王子から何年もの間、メディアに対して王子との関係を一切話さないようにと命じられていたからだ。そんなヘンリー王子からこのたびの自叙伝に寄稿するよう求められた“かつての親しい友人”らは、みな一様にショックを受け、混乱したという。
ある関係者はこのように語っている。
「ヘンリー王子が連絡した友人や元恋人は、王子の依頼に対して礼儀正しく『考えておく』と言いましたが、最終的にはほとんどの人が断ったと言います。」
さらにこう続けた。
「以前のヘンリー王子なら、もし友人らがメディアに対して王子に関する話をしたと知ったら激怒したでしょう。でも今のヘンリー王子には彼らの助けが必要なのです。王子自らが進んで彼らに暴露を望んでいるという構図は、ある種皮肉なことです。」
同出版社は最初の草稿にあった以上のことをヘンリー王子に望み、いくつかの点が再検討されたという。「純粋で、ひるむことのない誠実さで王子が物語を語る」という自叙伝『SPARE(予備・スペア)』。どんな内容に仕上がったのか。発売までおよそ2か月、過去の友人や恋人達までをも巻き込んで、ヘンリー王子はきな臭い道を歩み続ける。
画像2枚目は『The Royal Family 2017年10月26日付Instagram「At the end of Prince Harry’s visit to Denmark,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)