イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】英王室メンバー、「リメンバランス・デー」記念コンサートに出席 エリザベス女王の追悼映像が流れる

フォークランド紛争から40年が経ったことを記念するものとして開催された。

生前のエリザベス女王は、「リメンバランス・デー」にちなんで毎年11月の第2日曜日に開催される戦没者追悼式「リメンバランス・サンデー」を最も重要な行事と考えていたという。

昨年の女王は腰を痛めたことから式典への出席を断念したが、それ以前に欠席したのは、海外ツアー中の4回と妊娠中だった1959年と1963年の2回を含む合計6回のみだった。

生前のエリザベス女王にとって、戦没者追悼記念日は重要な日だった(画像は『The Royal Family 2022年11月12日付Instagram「Tonight, The King and The Queen Consort」』のスクリーンショット)

女王は第二次世界大戦末期だった1945年2月、18歳で陸軍の女性部隊である補助地方義勇軍(Auxiliary Territorial Service、ATS)に入隊。トラック運転手と整備士になる訓練を受け、英王室初の女性軍属として下級司令官の階級に就いた。君主の地位である英国軍最高指揮官を歴代で最も長く務め、「英王立在郷軍人会」のパトロンを70年間務めた。

この日、ロイヤル・アルバート・ホールの巨大スクリーンでは生前の女王のアーカイブ映像が流された。その中では女王が自身の在位中、軍隊が世界中で「英国の地位と評判に多大な貢献をした」と話す場面もあった。

さらに女王が「フィリップ殿下と私が結婚した時、英国は6年間の戦争に耐え、打ちひしがれながらも勝利を収めたところでした」と述べる映像も流れた。女王がフィリップ王配と結婚したのは、1945年に第二次世界大戦が終結した2年後の1947年11月だった。

映像で生前の女王は、次のように話し続けた。

「フィリップ殿下は極東で英国海軍に従軍し、その頃私はATSで救急車の運転を注意深く学んでいました。戦時中の世代、つまり私の世代は回復力があります。国全体、そしてすべての自由な世界全体を代表し、謙虚な気持ちと喜びをもって、私は皆さんに『ありがとう』と伝えます。」

補助地方義勇軍で車両を運転する、若き日のエリザベス女王(画像は『The Royal Family 2022年11月12日付Instagram「Tonight, The King and The Queen Consort」』のスクリーンショット)

イベントではイタリアのテノール歌手アンドレア・ボチェッリや俳優兼歌手のルーク・エヴァンス、ミュージカル歌手などが出演した他、英陸軍近衛師団や空軍、海軍の音楽隊による演奏や合唱団によるパフォーマンスが行われた。

画像は『Royal British Legion 2022年11月12日付Twitter「His Majesty The King arrives at the @RoyalAlbertHall」』『The Royal Family 2022年11月12日付Instagram「Tonight, The King and The Queen Consort」』『Royal British Legion 2022年11月12日付Instagram「We hope everyone enjoyed the Royal British Legion Festival of Remembrance this evening.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

女王への追悼が行われたロイヤル・アルバート・ホール(画像は『Royal British Legion 2022年11月12日付Instagram「We hope everyone enjoyed the Royal British Legion Festival of Remembrance this evening.」』のスクリーンショット)

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