白いコルセットのトップスとワイドパンツ姿のマドンナが、自宅の居間に立っている様子だ。大きなピンクのショーツを広げた後、くるりと丸めてゴミ箱の方向に投げつけた。するとショーツはゴミ箱に入らず、手前の床に落ちてしまった。
キャプションには「もし外したら、私はゲイ!」とピンクの文字で記されている。
するとフォロワーからは「64歳でカミングアウト?」「マドンナがカミングアウトするのを目撃してしまった?」「彼女は何十年も、バイセクシャルだと公表してきたわ」といったコメントが寄せられた。
マドンナは過去に多くの男性達と恋愛歴があり、俳優ショーン・ペンや映画監督ガイ・リッチーと結婚するも離婚。ダンサー兼俳優のカルロス・レオンとの間には、娘ローデスをもうけている。今年4月には、3年間交際した年下バックダンサーのアラマリク・ウィリアムズさんと破局していた。
また2003年に開催した音楽の祭典『MTV Video Music Awards(VMA)』でパフォーマンスを行った際には、ステージでブリトニー・スピアーズとクリスティーナ・アギレラに濃厚なキスをしたことが大きな話題になった。
しかしマドンナがバイセクシャルであるという確証はないため、彼女が動画でゲイをほのめかすのは、LGBTQ+を利用する「クィアベイティング」だと批判するコメントも見受けられた。
「マドンナが2022年にクィアベイティングをするとは、予想外だった。」
「マドンナのクィアベイトは、ニュースにするほどじゃないよ。彼女は30年間もやってる。なぜ話題になるんだ?」
「私達は決して、彼女をLGBTQ+のコミュニティに歓迎しないから。」
「最近話題になってなかったから、注目されたかったのでは。」
マドンナは長年にわたるLGBTQコミュニティへの貢献が称えられ、2019年5月に開催した「GLAADメディア賞」で最上級の「Advocate for Change Award」を受賞。同年6月には、ニューヨークで開催したLGBTQ+への理解を深めるイベント「NYCプライド」のアンバサダーを務めた。また今年の同イベントでは、サプライズコンサートに出演している。
@madonna
画像2枚目は『Madonna 2022年10月10日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)