違法な手段を用いてドリーン・ローレンス男爵夫人の家族や友人についての情報を集めていたことから提訴されたとみられる。
今回、ヘンリー王子とサディ・フロストの代理を務める法律事務所「Hamlins」は声明文を発表し、訴えを申し出た著名人達が「忌まわしい犯罪行為とプライバシーの重大な侵害の犠牲者」であり、これらを証明する確固たる証拠があると述べた。
そして「ANL」が以下のような違法行為に関与したと主張した。
●私立探偵を雇い、車や家の中に盗聴器を密かに設置すること。
●私立探偵に依頼し、生電話の内容を密かに盗聴、録音すること。
●私立探偵と不正な繋がりがあるとみられる警察職員に、機密性の高い内部情報を提供するための金銭を支払うこと。
●個人を装い、私立病院、診療所、治療センターから医療情報を不正に入手すること。
●不正な手段や操作により、銀行口座、クレジット歴、金融取引にアクセスすること。
これらの違法行為が、ドリーン・ローレンス男爵夫人の家族や友人についての情報収集にも行われていたとみられている。
法律事務所「Hamlins」はさらに「上記の犯罪容疑は氷山の一角である。他にも多くの無実の人々が、同様の恐ろしく非難されるべき秘密行為の知られざる犠牲者であることは明白だ」と加えた。
これを受け「ANL」の広報担当者が声明文を発表、「とんでもない中傷だ」と強く反論し、こう述べた。
「これらは、およそ30年前に起きた盗聴スキャンダルに『Mail』の名前を引きずり込もうとする、計画された組織的な試み以外の何ものでもない。このように非常に中傷的な主張は、信頼できる証拠に基づくものではなく、単に探りを入れているだけである。」
画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年12月9日付Instagram「Spotlight on: Endeavour Fund」』『The Royal Family 2019年7月15日付Instagram「The Duke & Duchess of Sussex have attended the European Premiere of The Lion King film.」』『dmuleicester 2017年7月26日付Twitter「Tyerone overcomes challenging childhood to win Freshfields Stephen Lawrence Scholarship」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)