引っ越し先で行方不明になった愛猫が、玄関ベルを鳴らして4日ぶりに帰宅したという話題がアメリカより届いた。玄関に設置されたカメラに映る愛猫の姿を見た飼い主は「玄関ベルの使い方を知っていたみたいですね」と賢い愛猫の行動に驚いたという。『People.com』などが伝えている。
米ニューヨーク州南東部ロング・アイランド島マスティック・ビーチ在住のステファニー・ウィットレイさん(Stefanie Whitley)はつい最近、この地域に家族で引っ越してきたばかりだった。約8年前から飼っている愛猫の“リリー(Lilly、8)”も一緒で、リリーはステファニーさんの家にやって来てからこれまで4回の引っ越しを経験していたが、周囲の環境に慣れていなかったこともありステファニーさんはリリーが外に出ないよう注意していた。
しかし引っ越してから1週間が経った頃にリリーが隙を見つけて外に出て行ってしまい、ステファニーさんは迷子になってしまうことを心配して家族総出で探し回った。ステファニーさんは、当時のことを「リリーはいつも名前を呼べばどこからともなく出てきてくれるのですが、名前を呼んでもまったく反応がなかったので恐ろしかったです。リリーがいない間は永遠のように感じられました」と語っている。
リリーはなかなか見つからず「もう二度と会えないのでは…」という思いがステファニーさんの頭をよぎったが、行方不明になってから4日後の先月14日夜に事態は動いた。ステファニーさんがキッチンでお皿を洗い、婚約者のエフライン・リンドリーさん(Efrain Leandry)が5人の子どもたちと一緒にテレビを見ている時、