今月20日、屋根の塗装作業中に落下した男性が地面から伸びた鉄の棒が首に刺さってしまったというニュースが米テキサス州より届いた。鉄の棒は首から後頭部にかけて貫通していたが、男性には意識があり奇跡的に頸動脈などを避けていたために助かったという。『12NewsNow.com』などが伝えている。
米テキサス州ジェファーソン郡ネダーランドで今月20日、2階建ての家の屋根に上り塗装作業を行っていたマイケル・リチャードさん(Michael Richard)が、足を滑らせて地面に落下してしまった。
マイケルさんは「次の瞬間、私は地面に倒れていて、起き上がろうとしたのですが立てなかったんです」と当時を振り返っている。それもそのはず、マイケルさんは運悪く地面から突き出ていた鉄の棒の上に落下し、鉄の棒が首に刺さってしまったのだ。さらに悪いことに鉄の棒は長さが約60センチもあり、首から後頭部まで貫通していた。
通報を受けて駆けつけた消防隊は、地面に繋がったままの鉄の棒を切断してマイケルさんの救助活動を行った。切断後のマイケルさんの後ろ姿を撮影した写真を見ると、左後頭部から黒い鉄の棒が突き出しているのが確認できる。また正面を写した写真には、首から出血しながら真っすぐに長い鉄の棒が伸びており、