7月21日、プールの底に突然大穴が開いたというニュースがイスラエルより届いた。水や浮き輪など全てが深さ約13メートルの穴に吸い込まれていき、プールに入っていた2人の男性も飲み込まれてしまった。1人は自力で脱出できたものの、もう1人の男性はレスキュー隊が発見したものの死亡が確認された。『Metro』などが伝えている。
今回の事故は今月21日午後、イスラエル沿岸部テルアビブ市郊外のカルメイ・ヨセフにある民家のプールで発生した。このプールは地中を掘って埋め込むような形で作られた比較的大きなもので、当時はパーティーが開催されており約50人が集まって楽しんでいたのだが、突如プールの底に穴が開き大量の水がぐんぐんと吸い込まれていった。
当時の様子を撮影した動画には、足首ほどまでの水位となったプールの底で数人が穴の周囲に立って様子をうかがう姿が映っていた。他の人々がプールサイドに上がって避難する中、穴の一番近くにいた男性が足を滑らせて転倒し、穴に吸い込まれそうになりヒヤリとする。
その間にも水が穴の中に流れていき、水に浮いていた大量の浮き輪も一緒に穴の方へ吸い込まれていく。そして水が完全に無くなると、浮き輪はさらに穴の奥へと吸い込まれて見えなくなった。動画の撮影者が穴を覗き込むようにカメラを移動させると、そこにはコンクリートが割れて底が見えないほど深い穴が開いていた。
目撃者の話によると、