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アンジェリーナ・ジョリーが、2008年にブラッド・ピットと共同で購入したブドウ園をめぐる法廷争いで勝利した。ブラッドはアンジェリーナが自身の持ち株を密かに売却したとして、取引の取り消しを求める訴訟を起こしていた。
ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーは、2008年に南フランスのプロヴァンス地方にブドウ園を所有する会社「シャトー・ミラヴァル(Chateau Miraval SA)」の支配権を共同購入した。
2人は2014年にこの土地で結婚式を挙げたが、2016年にはアンジェリーナがブラッドとの離婚を申請。2021年10月には、アンジェリーナが所有する株式を売却したことが明らかになった。売却先は、ロシアの億万長者ユーリ・シェフラー氏(Yuri Shefler)が支配するウォッカ会社「ストゥーリ・グループ」傘下の子会社で、ルクセンブルグを拠点とする高級ワイン部門経営「テヌーテ・デル・モンド(Tenute del Mondo)」だった。
そして今年2月には、ブラッドがアンジェリーナに対し、売却の取り消しと損害賠償を求める法的書類を提出したと報じられた。文書ではアンジェリーナがブラッドの合意を得ず、自分の持ち分を売却したと主張。アンジェリーナは2013年までブドウ園での仕事に関わっておらず、ブラッドが長年にわたって多大な資金と時間を投資し、1人でビジネスを成功させたと述べていた。
法的争いが始まって以来、