ドメスティック・バイオレンス(DV)は世界共通の社会問題になっているが、このほどブラジルで元交際相手の女性を誘拐し暴力を振るった男が逮捕された。男は誘拐した女性の顔に自分の名前のタトゥーを無理やり彫り入れたという。『The Daily Star』『Daily Mail Online』などが伝えている。
ブラジルのサンパウロ州タウバテで現地時間5月20日、学校へ向かう途中だったタヤネ・カルダスさん(Tayane Caldas、18)が元交際相手のガブリエル・エンリケ・アルヴェス・コエーリョ(Gabriel Henrique Alves Coelho、20)に誘拐されてしまった。
ガブリエルは父親のホセ・コエーリョ(José Coelho)が運転する車にタヤネさんを押し込んで自宅に連れて行き、殴るなどの暴行を加えた後に無理やり彼女の顔にタトゥーを彫り入れたという。タヤネさんの顔の右側、耳から顎にかけてガブリエルの名前が大きく目立つように入れられていた。
『The Daily Star』によると、タヤネさんはガブリエルに誘拐された翌日に身柄を解放され自宅に戻ったそうだが、母親のデブラ・ヴェローゾさん(Deborah Velloso)が痣だらけになって帰ってきた娘の顔を見て警察に通報した。
これによりガブリエルは警察に逮捕されることになったが、