先月14日、仕事に向かうため車を運転していたイギリスの男性が“ドンッ”と何かにぶつかった音を耳にした。バックミラーで何を轢いてしまったのか確認したが何も映っておらず、男性は首をかしげながら運転を続けた。しかし職場に着いてから数時間後、同僚に「車のバンパーにウサギが挟まっているぞ」と驚きの報告を受けたという。幸運にもウサギに大きなケガはなく、お詫びのニンジンとともに近くの森に放たれたことを『BBC』などが伝えている。
英ウェールズ北西部プスヘリ在住のマーク・ピアソンさん(Mark Pearson、46)は先月14日、出勤するために車で約50分の場所にあるバンガーに向かっていた。いつも通りの道を慣れた様子で車を走らせていたマークさんだったが、その道中で“ドンッ”という大きな音がして何かにぶつかってしまったことを悟った。
「バックミラーを確認してみましたが何も映っていなかったので、そのまま運転を続けました」とマークさんは当時を振り返った。しかしその3時間後、仕事をしていたマークさんは同僚に「車のバンパーにウサギが挟まっているぞ」と驚きの報告を受けた。マークさんが聞いた“ドンッ”という音は気のせいではなく、ウサギとぶつかってしまった音だったのだ。
当時マークさんは時速30マイル(時速約48キロ)のスピードで運転していたそうで、「ウサギの体は半分になってしまったかもしれない…」とバンパーに挟まっていたウサギを取り出すのに不穏な考えが頭をよぎった。ところがバンパーの中を覗いてみるとウサギは動いており、