アウトドアが好きで人生の大半を屋外で過ごしてきたというアメリカ在住の女性は今から2年前、鼻にできた皮膚がんの切除手術を受けた。数年前からあったニキビ跡が炎症を起こし、周りの皮膚が剥がれはじめたことをきっかけに医師の診察を受けたところ、基底細胞がんであることが判明したという。手術直後は鏡を見るのが嫌だったそうだが、時が経ち「見た目の美しさだけがすべてではない」と思えるようになったと心境の変化を語っている。『The Sun』『The Mirror』などが伝えた。
米ユタ州ソルトレイクシティに暮らすメリッサ・ファイフさん(Melissa Fife、40)は今から2年前、鼻にできた皮膚がんの切除手術を受けた。
2020年のはじめ、ニキビの跡が炎症を起こし周りの皮膚が剥がれはじめたことに気がついたメリッサさんは形成外科医に相談したところ、すぐに皮膚科を受診するよう勧められたという。
メリッサさんは当時の状況をこのように振り返った。
「数年前から鼻に小さなニキビ跡があったのですが、2020年のはじめから炎症を起こすようになったんです。皮膚が剥がれてかさぶたになって…それを繰り返すうちに傷はどんどん大きくなって変形して。見た目が悪く恥ずかしかったので形成外科医に相談することにしました。20秒ほど傷を見た医師から『皮膚がんだと思う』と言われて、すぐに皮膚科で生体検査を受けるよう勧められました。」
そして詳しい検査の結果、鼻の傷は皮膚がんの中でも最も発生数の多い基底細胞がんであることが判明した。
その後、がん組織を切除する手術を受けたメリッサさんだが、それは医師が想像した以上に深く浸潤しており、