「母親になることがずっと夢だった」と語るアメリカ在住の51歳の女性は、今から2年前に養子を迎えた。それまで10年以上子宝に恵まれなかった女性は、医師から「母親になることは難しい」と告げられ一度は諦めたものの、心の中では「まだチャンスはある」と希望を持ち続けていたという。養子縁組により49歳で初めて母親となった女性が自ら経験をTikTokで公開したところ、多くの温かいコメントが寄せられたが、一方で「年齢を考えて」「自分のことしか考えていない」といった否定的な声もあがっている。『Metro』『The Sun』などが伝えた。
米オハイオ州カナル・ウィンチェスターに暮らすクリス・モンソーさん(Kris Monsour、51)は2020年3月、エインズリーちゃん(Ainsley、2)という女の子を養子として迎えた。
母親になることがずっと夢だったというクリスさんは、それまで10年以上も子供を授かるための努力をしてきたという。だが2度の流産を経験したのち、医師からは「もう諦めたほうがいい」と告げられたそうだ。
クリスさんは当時のことをこのように振り返っている。
「最初に結婚した時は本当に子供が欲しいと思っていました。でも38歳の時に流産してしまって…前の夫とは体外受精や他の方法についても話し合いましたが、夫婦関係が破綻してしまったのでその先のプロセスに進むことはありませんでした。その後、今の夫であるクレイ(Clay、47)と出会い、私はすぐに妊娠しました。でも残念なことに妊娠3か月で再び流産したのです。医師からは『もう諦めたほうがいい』『母親になるのは難しい』と言われて…。きっと41歳という年齢も理由だったのでしょうね。私はその言葉に大きなショックを受けながらも仕事に集中しようと決めたのです。」
しかしそれから7年間、クリスさんの頭から“母親になりたい”という思いが消えることはなく「まだチャンスはある」と希望を持ち続けていた。
そして2019年のある日、