今月10日、「この前買った覚醒剤の効きが悪いから本物かどうか確かめてほしい」と通報した男が逮捕されたという間抜けなニュースがアメリカから届いた。男が所持していた覚醒剤はアメリカでも違法薬物として指定されており、所持だけではなく「昔から使っている」などの詳細も自ら打ち明けていた。この男の呆れた行動には「覚醒剤はバッチリ効いていたんじゃない?」など笑いの声があがっているという。『FOX 13 Tampa Bay』などが報じた。
米フロリダ州ヘルナンド郡保安官事務所(Hernando County Sheriff’s Office)に今月10日、1人の男から「メタンフェタミンが本物かどうか確認してほしい」という通報が入った。メタンフェタミンは覚醒剤の一種で、アメリカでも違法薬物に指定されている。通報を受けた保安官らは薬物の違法所持をしている本人から連絡があったことに眉をしかめたが、通報者であるトーマス・ユージーン・コルッチ(Thomas Eugene Colucci、41)がいるという同郡スプリングヒルの自宅に向かった。
そして同日午後7時頃に保安官が到着すると、トーマスは通報に至った経緯を明かし始めた。数日前に地元のバーである男からメタンフェタミンを買って使用したところ効きが悪く、「騙されてバスソルトを買ってしまったのではないか」と思ったという。トーマスは過去にもメタンフェタミンを使用していたことがあると明かし、「使用するとどんな気分になるのか分かっている」と主張した。
自ら犯罪歴を明かしたトーマスは「他の人があの男から“偽”のメタンフェタミンを買ってほしくないので本物かどうかテストしてほしい」と話し、